ポジションはいる?いらない?

管理職エンジニアになるリスクと魅力

管理職にキャリアアップすると仕事のやりがいが増し、得られる報酬も増えて生活が安定します。
そのため積極的に管理職を目指すエンジニアも世の中には大勢います。
しかし一方で若いエンジニアの間には、将来のキャリアアップを始めから目標としない人たちも見られます。
彼らがそのように考える理由の一つには、管理する立場に立つ事のリスクを懸念している節があります。
確かに昇進して開発チームを率いる立場に立つようになると、仕事で担う責任が昇進前よりも重くなります。
そのため管理する立場なりの気苦労が多いのは確かです。
しかしながらそのようなリスクの可能性は存在したとしても、管理職を目指すことには魅力があります。
管理する立場になって将来性があるかどうかは、結局は本人の能力に左右される部分が大きいです。
もしキャリアアップして仕事に失敗したとしても、それは実力不足であった事が原因の一因であるとも考えられます。
責任ある立場にふさわしい能力を備えていれば、起こりうるリスクはできるだけ避けられます。
例えば開発計画の先を見通すための予見能力や、エンジニアの開発プロジェクトを着実に進めていく計画能力が高ければ、失敗するリスクの回避は十分にできます。
若いうちからリスクを考えて、キャリアアップを諦めるのは早いです。
まずはキャリアアップに必要と考えられるスキルを磨き、実力が十分に身についたと判断するのであれば、多少のリスクはあったとしてもキャリアアップにチャレンジする価値があります。

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